今年もまた暑い夏になりましたね。
日本も酷暑が続いています。
熱中症は老若男女問わずなりますので、皆さまこまめに水分補給を行い、気を付けていきましょうね。
さて、私は先日ドイツのバイロイト音楽祭に行ってきました。
バイロイトという街は、ニュルンベルグから電車で1時間程北西に行った街で、楽劇王「リヒャルト・ワーグナー」が晩年過ごした街です。
ドイツと言えば、白亜の城「ノイシュバンシュタイン城」が有名です。
そのノイシュバンシュタイン城を作ったのが、バイエルン国王「ルードビヒ2世」です。
そのルードビヒ2世の援助を受けてワーグナーが作らせたのが「バイロイト祝祭劇場」。
このバイロイト祝祭劇場で毎年バイロイト音楽祭が開催されており、「ニーベルングの指環」をはじめとする、「パルジファル」や「トリスタンとイゾルテ」等のオペラが毎晩上演されています。
ヨーロッパの音楽祭では、皆さま正装をされていますが、ここ数年地球の温暖化によりその衣装も変化してきています。
5年位前までのドイツでは、夏でも13度~25度と快適な夏でした。
なので、一般家庭や祝祭劇場には冷房設備がありません。
正装をし、タキシードやロングドレスを身にまとった方々には、5~6時間のオペラを鑑賞するのも一苦労なようです。
世界各地で異常気象となっており、地球温暖化問題を一人一人が真剣に考えていかなくてはいけない時代になりました。
私も微力ながら色々考えていこうと思っています。 N.Y