50歳を過ぎたら予防接種ができること・自治体によっては助成があることをご存知ですか?

帯状疱疹(たいじょうほうしん)は、水痘。帯状疱疹ウイルスによって皮膚の痛みや発疹などが起こる病気です。

始めて感染したときは水ぼうそうとして発症し、治った後もウイルスは体内に潜伏して、免疫が低下するとウイルスが再び活性化して、帯状疱疹として発症します。

発症すると、皮膚症状だけではなく、神経に炎症を起こし痛みがあらわれます。

帯状疱疹は50歳以上で多く発症し、80歳までには3人に1人がなるといわれ、皮膚の症状が治った後も痛み(帯状疱疹後神経痛)が続く場合があります。

特に高齢者にはリスクが高く、強い痛み(帯状疱疹後神経痛)を防ぐためにも帯状疱疹の予防が大切です。

2種類の予防接種があります。

かかりつけ医にご相談してみてはいかがでしょうか。

ワクチンの種類 水痘・帯状疱疹ワクチン シングリックス
接種回数 1回 2回
接種間隔 1回目接種の2~6か月後
費用 7千円~1万円程度 ※医療機関によって異なる (自費) 1回につき2万円~3万円程度※医療機関によって異なる (自費)
有効率・効果持続期間 50~60%  5年程度 89~98% 10年程度
町田市の助成金 5千円 1回につき1万円(2回まで)
副反応 注射部位の赤みや腫れ 倦怠感など 注射部位の赤みや腫れ ※シングリックスの方がやや副反応は強い 倦怠感・頭痛など

※自治体によって助成金は異なります。各自治体のホームページでご確認ください。

助成を受けられる医療機関(指定医療機関)以外では助成対象外です。ご注意を。